2015年5月30日土曜日

レブロンのバスケは、強いんだけどちょっとつまらないな

ホークス戦も勝ち切ったキャバリアーズ。

スミス、シャンパート、

そしてデルラベドバ、トンプソン。

この辺の活躍も素晴らしかったですが、

やっぱりレブロンのおかげだな、と感じました。


試合を観ていても、

一人でチャンスを作れているのはアービングくらい。

シャンパートもいけてるかな。

ほかのプレーヤーは、

レブロンのところへディフェンスが引きつけられ、

その結果、がら空きになってのナイスプレー。


アシスト数は平均で二けた、

という感じで、ポイントガードも顔負けの数字。

実際には、アシストにカウントされていない良いパスもたくさんありました。


そのレブロンですが、

まったく止まりません。

ブルズのジミーバトラーのように、

パワーとディフェンスセンスのあるプレーヤーのいなかったホークス。

まー、止める術はないですね。

技でやられる、というよりは、

パワーで押し切られるという感じ。


それもバスケなんだけど、、

バスケの技術というよりは、

体の強さでなんとかしてしまう。

ドワイト・ハワードが最初に出てきたときにも感じましたが、

あんまりおもしろくないです。


ファイナルの相手、ゴールデンステートには

パワーのある優れたディフェンスプレーヤーがたくさんいるので、

パワー一辺倒では通用しないはず。

よいバスケの試合が観たいです。


しかし、

あのレブロンの強さをみていると、

そこそこのチームであれば、プレーオフベスト4くらいなら簡単に行けそうだよな。

最低限のディフェンスができて

うまくレブロンの動きに合わせて動き、あとはフリーでシュートを打つ。

そう考えると、

マイアミ・ヒートってひどいチームだったんだな。

2015年5月18日月曜日

勝ち負けよりもブルズがちょっと嫌いになった

敵地での第6戦を終え、

キャバリアーズのイースタン決勝進出が決定。

結果は喜ばしいことです。

アービングの足首とかは心配ですが。。


第6戦のスロー映像集はこちら(サイトへ移動)


キーとなったのは、

やはり、、

トンプソンとマシューかな、

と思います。

トンプソンは得意のリバウンド、

マシューはしつこいディフェンス、

ついでにうまい合わせのスリーポイント。

大きく貢献してくれました。


特に、マシューは目立ってました。

ローズへのディフェンスは見事。

得点面での貢献もすばらしかったですが

やっぱりディフェンスが良かった。


それにしてもシカゴ・ブルズ。

ローズ、ジミーバトラー、ガソル、ノア

とほんとにすばらしい選手をそろえ、

攻守のバランスも良い素晴らしいチームでした。

でした。。

そう、これまでは。

しかし、

マシューにけりを入れてみたり、

シャンパートにラリアットをしたり、

スポーツ選手としての最低限必要なものが無い人間が多い。

嫌いになりました。。

NBAでは当たり前なのかもしれませんが。


ちなみに、

ラリアットされたシャンパート、

その試合のFGは不調でしたが、

やられた直後は3点、2点、と一挙に5得点で流れを持ってきてくれました。

すばらしいプレーヤーです。


しかし、、

キャバリアーズにもひどい選手がいたので

なんとも言えない部分もありますね。

なんであんな使えなくて乱暴なセンターを取ったんだか。。


そして、それもこれも、こんな流れを作ったのは

セルティックスの、、

とか思ったりもしてしまいます。


なんにせよ、

次のホークス戦もがんばってほしいものです。


もうさすがにチケットは取れないので、

バーで飲みながら観戦ですかね。

3階の端っこで15000円くらい。。

それでも、開幕のニックス戦の30000円まではまだ届いてないけど。

2015年5月10日日曜日

キャバリアーズにはまだ優勝の可能性があるかも

もうダメかな、

と思ったキャバリアーズのプレーオフ。

でしたが、、

シカゴ・ブルズとのラウンドは良い勝負になってきました。

第3戦のハイライトはこちら(サイトへ移動)


私が考える理由としては、

シーズン中のベンチプレーヤーの活躍。


まずはトンプソン。

期待以上の活躍です。

オフェンスリバウンドのセンスが半端ない。

インサイドの強いブルズ相手でも通用しまくってます。

ゲームを見ている感じ、

数字以上にチームに良い影響を与えてます。

特に、勝負どころで相手に行きそうな流れを引き戻してました。

第3戦では、

いらいらしたノアがトンプソンに手を出して交代。

これは影響の大きなプレーでした。


そして、

マシュー・デルラべドバ。

私の好きなプレーヤーでしたが、

今シーズンは不調。

どういったプレーヤーでいればよいか迷っていたのではないか、

と思います。

DFの良さと待ちシューターとして活躍してきたマシュー。

JR・スミス、イマン・シャンパート

この二人の加入は、チームには有益ですが、

マシューを焦らせるのに十分な存在だったと思います。


それでも2014年末くらいからは昨シーズンのような活躍、

それに加えて、

フローターやカットインからのアリウープなどへのラストパスが

良い感じに出るようになり、

第3戦では試合を引っ張ってました。特に前半。

ここでは、

スミスやシャンパートよりも存在感を感じました。


あとはジェームズ・ジョーンズ。

何気にインサイドの守りがうまい。

知らなかっただけかもしれませんが、

しっかりと守っていてびっくりしました。

もちろん、

半端ない確率で決めてくるスリーポイントも魅力です。

レブロンとの息もばっちりで、

うまいところでパスを受けていますし。


それでも第3戦に負けた理由はレブロンかな、

と思います。

悪いというわけではないのですが、、

好調のアービングをうまくいかせてなかったかな、と。

ちなみに、

アービングの足首の様子が気になります。。

大丈夫かな?

その怪我のせいもあるのでしょうが、

それにしても、あまりにボールが回ってこなかったかな、と思います。


そのレブロンですが、、

第3戦では、開始直後から回りを生かしまくります。

第1Qでなんと7アシスト。

フリーのシュートがもうちょっと入っていれば、それ以上だったと思います。

これは素晴らしい。

アウトサイドも打てて、インサイドで幅のあるプレーもできるレブロン。

これくらいパスを回されると、

ディフェンスも的を絞れないと思います。。

良いスタートでブルズをリード。


しかし、

勝敗を分けたのは最終Q。

ボールを呼び始めるレブロン・ジェームズ。

そして、1対1を挑む。

てか、1対1しかしなくなる。。

相手は、ジミー・バトラー。

私の中ではレオナルドのような存在。スパーズの。

当然、確率高くは決められないです。

まー、それでもあそこまで決めてくるのはさすがですが。

しかし、このプレーにより、

シュートチャンスを奪われた周りのプレーヤ-が調子を崩したかな、

と思います。

特にアービング。

常にボールの中心にいたのに、自分のタイミングで攻められなくなっていたので。

トンプソン、マシュー、なども全く目立たなくなりました。。


一方のブルズ。

ローズを中心に攻めたくります。

これもそんなに良い攻めではなかったですが、

周りのプレーヤーは常にローズに合わせて動き、

連動している感じがします。

なんというか、、一体感がありますねー。

個々の仲が好さそう、という雰囲気ではないんですが

なんかキャバリアーズとは違って見えます。


第4Qも後半になると、

キャバリアーズにも一体感が出てきましたが、

紙一重のところで追いつかず。


正直、ブルズはプレーオフを制覇できるんじゃないか、

とか思うようなチームだと思います。

ホークスは調子悪いし、

苦手なスパーズはもう居ないし、

ここを勝てれば優勝も見えてきます。


キャバリアーズは、

良くも悪くもレブロン次第。

これは、

レブロンにもっと点を取ってくれ、

という意味ではないです。


レブロン・ジェームズは、

チーム全体の最適化ができる唯一の、

というか、影響力があまりに大きい選手です。

今シーズンはポテンシャルの高い選手の揃っているキャバリアーズ。

ぜひとも、

チーム全体を生かすべく

しっかりと考えてほしいな、と思います。


ちなみに、気になったのが

ゲーム終了直前のローズへのディフェンス。

あれはあり得ないな。。

完全にファールだし。


しかし、ローズの最後のシュートは素晴らしいな、と思いました。

技術の話ではなく、

運があるにしても、

あれを決めてくるのはさすが。

持ってるプレーヤーだな、と感じますね。

2015年5月6日水曜日

キャバリアーズのプレーオフは終わったか。。

プレーオフ2回戦目は

シカゴ・ブルズ。

もしシカゴに赴任していたら、

いや、NBAチームの無い地域に赴任していたら

間違いなくファンだったチーム。

あのユニフォームを見てるだけでテンションが上がります。


試合の方ですが、、

スミスとラブを欠くキャバリアーズ。


シャンパートはともかくとして、

マイク・ミラーを出さないといけないなんて、、

勝てる気がしない。


ローズのオフェンススタイルと考えると、

しっかりとカバーを見つつ、

インサイドのプレーヤ-の引き渡しを相互にしないといけない。

むしろ、ここはトンプソンだろ?

と思いながらのスタート。


最初からなかなか流れに乗れない。

そりゃそうだ、

マイク・ミラーのような待ちシューターがスタートで通用するはずがない。。

シカゴはポイントが絞れて楽そう。


ブルズのボール回しは必ず、

ローズにボールを返しながらのプレー。

徹底していて非常に良い。

ダンリービーが良い感じにシュートを打ち、

バトラーは明らかに無理なオフェンスをせず、

いつでも戻ってレブロンをケア。

インサイドの外合わせが絶妙。

特に、ガソルのハイポスト。必ずドフリーへ。

あれの対応は、インサイド+αのDFローテーションが必要だけど、

今のメンバーでは無理だな。


という感じでブルズは良い感じできてます。


一方のキャバリアーズ。

ポイントが絞られて苦しい。

しかし、それでもアービングの能力の高さでこれを打開しつつ、

少しずつレブロンが絡みだす。

分かっていてもなかなか止められないプレーのはず。

ただ、ノアが常にケアしてるから微妙にうまくいかない。


余裕のあるブルズ。

勢いでなんとかしようとするキャバリアーズ。


微妙に追いつく場面もありましたが、

力尽きて敗れ去りました。


試合のハイライトはこちら(サイトへ移動)


ただ、悲壮感はありません。

今日の出来でもかなり良いところまでは行けている。

そして、アービングはキレまくり。

。。

と思いきや、よくよく考えると、

もうラブは帰ってこない。。

となると、

好転する要素が、、


案外、ジミー・バトラーが良いプレーヤーなんだよな。

合わせがうまい、

というか、苦しいときにパスコースの先で待ってる。

そして、ディフェンスが良い。

パワーで押し切りたいけど、そんな場面に持ち込ませてない。

ノアなどのインサイドの協力も素晴らしいし。。


そうなってくると、

レブロンがなかなか生きないんだよな。

なんだかんだで、

インサイドとアウトサイドをバランス良く攻められるのが

レブロン・ジェームズの強いとこ。

インサイドをかなり封じられると厳しい。


ここは、、

シャンパートに期待だな。

シーズン中はそこまで中心としてプレーがしてなかったけど、

この状況を打開、

というか、新しい選択肢を与えられるのはシャンパートだけ。

第1戦も良い動きをしていたし、

彼を第2の起点にしてピックを使って攻めていきたい。


あとはトンプソン。

彼のリバウンドはゲームを変える力があると思う。

アウトサイドのシュートを安心して打たせたり、

リバウンドに集中させてカバーを少しでもゆるくすべく、

ハッスルして欲しいとこです。

相手は手ごわすぎるインサイド陣だけど。。


しかし、

例えブルズに勝てたとしても

プレーオフ制覇は厳しいな。。


そう思わせてくれるには十分な試合内容でした。