2015年2月28日土曜日

第59戦 ゴールデンステート・ウォリアーズ戦

頂上対決。

この試合の内容はプレーオフを左右するな。

めっちゃ楽しみな試合。

会社で席を確保していたみたいだけど、

えらい人たちの申し込みが多くて断念。

今年のキャバリアーズ戦の中では、

開幕戦のニックス戦に次ぐチケットの売れ行きと値段。


開始はスミス。

スタックからうまくマークを外してそのままランニングシュート。

ウォリアーズはみんな動きが速い。

しかもパスがよく回る。

それでも、

アービングもなかなかディフェンスに粘りを見せ、

インサイドはモズコフが粘る。

クレイ・トンプソンにはほとんどやらせない。

しかし、

さりげないんだけど有効なパスをうまくつなげて、

なんとなく決められる。

完全に振り切られているわけではないのでここは大丈夫。

スミスの素早いカバーリングも効いてる感じ。


オフェンスは、

アービングが20%、レブロンが70%、残りが10%

といった感じのボール保持。

ウォリアーズはレブロンだけには集中してない。

それでいて、

抜かれた時はカバー、

そのカバーもするどい。

NBA選手の運動能力でローテーションがうまいと

はっきり言ってほとんど隙ができてない。

すげー。

ただ、さらにすげーのはレブロン。

そんなオフェンスをかち割って進む。

少しでもディフェンスが引けばスリーを決めるし、

カバーが少しでも遅れればそのまま決めてくる。

半端ねーな。


シャンパートをカリーにつけるキャバリアーズ。

身体能力的にはついていけてるけど、

スクリーン、カットイン、さらにナイスすぎるパス、と

カリーを止めることはできない。

それにしても、スリーのモーションが速い。

パスのモーションも速い。パスのスピードもだけど。


試合前にHCのブラットも言ってたけど、

ゴールデンステートはオフェンスが多彩で、

破壊力は今シーズンNo.1。

特に、ナイスディフェンスからの速攻崩れのオフェンスがすごいらしい。

ということで、

変な終わり方をしないように、というのが作戦らしい。

その言葉通り、

ターンオーバーは少なく、

第2Qでは、速攻からの失点はほとんどなし。


気になるのがキャバリアーズのオフェンスの単純さ。

ラブに至っては、

前節のピストンズ戦でもそうだったけど、

最近はインサイドでのポイントがほとんどない。

大丈夫かな。

レブロンはもはやパスもほとんどしない。

はたして後半どうなるか。


と思ったけど、

後半になってもレブロンはそのまま止まらず。

どころか、

難しそうなシュートを次々と沈め、

完全にスペースがなさそうなところにも突っ込みまくり。

やっぱりバスケはパワーか。

しかし、シュートもうまいな。

さすがすぎる。

そのままシーズンハイの42点。


ボールがレブロンを中心になっていても、

アービングのモチベーションは下がらず、

隙があれば一気に攻めたてる。

これはいいコンビ。


ただ、やっぱりウォリアーズもついてくる。

ゲームが動いたのは、

微妙なジャッジ。

カリーのシュートがファールされたにもかかわらず、

そのまま流される。

ここから若干プレーが荒くなった気がする。

そして、そのまま15点以上の差が。

今のキャバリアーズ相手に15点はさすがに大きすぎて、

このまま逃げ切りました。

シーズン当初はこの状態でも追いつかれてたけど、

やっぱりシーズンが進むにつれて調整できてる。

思い出すなー、あの連敗中のシクサーズにやられた日を。。

試合のハイライトはこちら(サイトへ移動)


せっかくいい試合だったのに、

あの一瞬で流れが変わってしまって

ちょっと残念でした。

そんなことに左右されちゃいけない、って考えもありますが、

あの高い集中力の中でプレーしていて、

あからさますぎるくらいのミスジャッジが出ると、

さすがになー、、と感じます。


今のNBAで勝率No.1のチームに勝てたのはでかい。

ただ、

レブロンを中心に攻めるキャバリアーズは単純でいて強い戦術。

一方のウォリアーズはチームプレーがうまい。

そうなると、

プレーオフに備えて出し惜しんでる何かがあるのかな、

とかも思っちゃいます。

とはいえ、

まずは怪我なくプレーオフを迎えてほしい。


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